コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ

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コンヴィチュニー、オペラを超えるオペラ

  • 著者名:許光俊
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 青弓社(2014/05発売)
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  • ISBN:9784787272133

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内容説明

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現代オペラ界最大の関心の的、ドイツの演出家ペーター・コンヴィチュニー。オペラの伝統や慣習を破壊し、芸術とエンターテインメントの区分を超え、演劇的な手法も導入して大胆な再創造をめざすその仕事を、豊富な写真を交えて綿密かつ徹底的に論じ解説する。

目次

最初に

序説

年譜

1 劇場は滅びつつある 西欧文明が滅びつつあるように 『ファルスタッフ』
2 劇場は破壊と死で満たされる 『チャールダッシュの女王』
3 それでも、劇場は生きのびるために金を必要とする 『魔弾の射手』
4 札束に狂喜する人々 『ヴォツェック』
5 金でなければ暴力 『ローエングリン』
6 金、暴力、次は男 『売られた花嫁』 
7 生きながら殺されている女 『ルル』
8 崩壊のスリル 『ニュールンベルクのマイスタージンガー』
9 集中から拡散へ 『魔笛』
10 悲劇と滑稽は手をつなぐ 『ドン・カルロス』
11 偶像、この人間的なもの 『モーゼとアロン』
12 地獄はどこにあるのか、または奴隷の幸福 『ドン・ジョヴァンニ』
13 ユートピアの幻影 『ばらの騎士』
14 復讐からクーデターへ 『エレクトラ』
15 男に従わない女は死ね 『ダフネ』
16 幼稚、あるいは平和の不可能性 『平和の日』
17 アンチ・クライマックスというクライマックス 『さまよえるオランダ人』『コジ・ファン・トゥッテ』

総括──コンヴィチュニーとは誰なのか?

コンヴィチュニーに聞く──「敗者の側から物語るオペラを」

本書で取り上げたコンヴィチュニーによる演出一覧

最後に

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

がくた

0
オペラというと古き良き物語を歌で聞かせるイメージがあった。現代的な観点からオペラを見直している演出をするコンヴィチュニーの本。2011/01/09

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