内容説明
企業にとって好ましくない事件、事故あるいは災害が発生した際に、企業としてのダメージを最小限に抑え、事業を早期に復旧するための手法。リスクの洗い出しや初動対応計画の作成、推進体制の整備、各事業部へのブレークダウンと取引先との調整など、BCP策定と推進のポイントを、関係者全員が理解できるようにわかりやすく解説。BCP策定後の継続的な見直し、従業員の訓練方法など、BCPを社内に定着させる取り組みについても詳述した。
目次
1 「想定外」にどう立ち向かうか―東日本大震災の教訓
2 なぜBCPが必要なのか
3 幅広くリスクを吟味する
4 BCPの策定に向けた準備
5 組織体制と対応策の検討
6 運用とメンテナンス
7 今後求められるBCP
著者等紹介
緒方順一[オガタジュンイチ]
株式会社インターリスク総研コンサルティング第二部長。1986年、一橋大学商学部卒業、大正海上火災保険株式会社(現・三井住友海上火災保険株式会社)入社。国際部門において主に米国進出企業の保険設計業務に従事。92年、郵政省(現・総務省)官房国際部へ調査研究員として出向。94年、復職。96年、現・株式会社インターリスク総研に出向。12年4月より明治学院大学経済学部非常勤講師。企業のリスクマネジメント体制構築、BCP(事業継続計画)策定などに関するコンサルティングおよび調査・研究活動に従事
石丸英治[イシマルエイジ]
株式会社インターリスク総研。コンサルティング第二部マネージャー・上席コンサルタント。1994年、早稲田大学大学院理工学研究科修了後、コンサルティング会社入社。主に金融機関の経営管理/統合リスク、市場リスク、証券化、リレーションシップ・バンキングなどのコンサルティングに従事。04年、インターリスク総研入社。一般事業会社、金融機関のBCP(事業継続計画)策定などのコンサルティングにたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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