目次
プロローグ 日本民族どっこい生きていた
第1章 美徳ある生き方
第2章 誇りをなくした日本人
第3章 先人に学ぶ
第4章 歴史を忘れた民族は滅びる
エピローグ 感性が理性を超克する瞬間―ICU(集中治療室)から消えた男の物語
著者等紹介
中條高徳[ナカジョウタカノリ]
昭和2年長野県生まれ。陸軍士官学校(第60期)に学ぶ。終戦後、旧制松本高校(現・信州大学)を経て、27年学習院大学卒業。同年アサヒビール入社。50年取締役。常務取締役営業本部長として「アサヒスーパードライ」作戦による会社再生計画で大成功を収める。63年副社長に就任。平成2年アサヒビール飲料代表取締役会長を経て、10年にアサヒビール名誉顧問。現在、(社)日本国際青年文化協会会長、日本戦略研究フォーラム会長、英霊にこたえる会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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snakedoctorK
4
感銘を受けた たくさん引き書きをしました 学ぶべきことがたくさん書かれている本である 明日の日本の源がある2011/12/26
Masa
2
図書館で発見、借りる。陸士60期、生徒のまま終戦を迎えたcadetで、後のアサヒビール名誉顧問の中條氏の著書。平成23年の著書であるが、彼は惜しいことに昨年26年のクリスマスイブに逝去された。本書は丁度、東日本大震災の際に書かれた日本人を鼓舞する内容。学のある頑固なお祖父さんに説教された気分になります。今の自分には漢籍の素養が無いことを痛感。宝石の様な良い言葉がたくさん収録されています。「春風を以って人に接し、秋霜を以って自ら慎む。」良い言葉です。合掌。2015/03/08
ue3104
1
理想を持ち、心で価値を捉え、歴史をしっかり語り継ぐ。民族滅亡の三原則の逆を実践すれば、発展・繁栄するはず。国家だけではなく会社もそうなんだと思う。2024/04/14
ゆうぼう
1
小野田さんからこの著者へ。靖国つながりかな。 普段思っていることが書かれている。 特に新たな観点が追加されたこともない。 日本人としていきたい人は当然持っていなければならない気概であることはまちがいない。2012/07/31
h-kan
1
本当に素晴らしい本だと思います。学び伝えていかなければならないことがたくさん書かれていました。最後のエピローグに著者の思いのすべてが詰まっているように感じました。2012/01/14