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内容説明
エンヴィー、グラトニーVSエド、アル、リン！ その激闘はあっけなく幕切れを迎える。全てを“飲み尽くす”グラトニーの異能力によって…。現実と真理の狭間にある広大な空間に閉じ込められたエドとリンは、エンヴィーと一時共闘することによって困難を打破しようとする。しかしエンヴィーの口から次々と明かされる『賢者の石』を巡る策謀の数々に、愕然とするエド。時を同じくして、大総統府へ乗り込んでいたロイもまた、国家を巻き込むホムンクルスの陰謀を知ることになる…。
(C)Hiromu Arakawa/SQUARE ENIX
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
90
だんだんグラトニーが可愛く見えてくる不思議2012/07/24
エンブレムＴ
86
悪夢？ってな感じの表紙が怖いんだけど、エドたちが味わったのは「悪夢だったら良かったのに」状態の恐怖でした。各地に散らばっていた伏線が同時進行で回収されていく巻です。マスタング大佐は、ヒューズの「軍がやばい」という言葉の意味を正確に理解することになります。エンヴィとリンと共にグラトニーに飲み込まれたエドは、不可思議な空間の中でクセルクセス滅亡の真相を知ることになります。アルもまた、ホムンクルスの父と呼ばれる男の元へ・・・や、ここの謎は更に深まった感じか？真理の扉に絡んだシーンは、毎度のことながら圧巻でした。2014/10/04
あん
67
軍の上層部が真っ黒でした(>_<)。マスタングさん孤軍奮闘だけど頑張って欲しいです。 あと、グラトニーのお腹の中は疑似真理の門でした。飲み込まれたおかげで真実へまた一歩近付きましたね。 キング・ブラッドレイも被害者の1人。 ホーエンハイムに似たホムンクルス達のお父様の正体は？？う～ん謎です。2014/08/17
いおむ
64
再読ー！今回もいろいろ謎が明らかになりながら、更に深まりつつ面白さ倍増！！やはり印象的なのはリンがエドの錬成ポーズを改めて見てつぶやいた言葉である。荒川さんすげぇ！2017/04/17
抹茶モナカ
54
人造人間グラトニーの身体の中に閉じ込められたエドワード達。グラトニーは人造人間達が「お父様」と呼ぶ男の作った真理の扉の失敗作だった。その中で、クセルクセス遺跡の痕跡を見付けたエドワードは、意外な脱出方法を思い付く。ちょっとグロテスクな感じも含め、大友克洋さんの『AKIRA』を思い出した。2015/11/11
