源氏物語は読めているのか【続】 紫上考

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源氏物語は読めているのか【続】 紫上考

  • 著者名:望月郁子【著】
  • 価格 ¥4,180(本体¥3,800)
  • 笠間書院(2014/11発売)
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  • ISBN:9784305703156

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内容説明

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紫上の人物造型を軸として、作品中に散りばめられた数々の謎を解き明かし、紫上と光源氏の関係は、「禁忌の姫君」と「抑制の効く男」との結婚である事、紫上は宗教に生きる女として捉え、これを立証する。

目次

第1章 紫の実年令
第2章 尼君・僧都及び光による紫の育て方
第3章 新手枕での、光に対する紫の抵抗
第4章 空に通ふ御心-別居中の紫と光とを結ぶきづな
第5章 明石姫君の誕生と住吉の神の導き
第6章 紫のいわゆる「嫉妬」
第7章 朱雀の女三宮の婿選び
第8章 女三宮の六条院入り-光・紫の対応と苦悩
第9章 「心ざしおかれたる極楽の曼荼羅」-弥陀来迎の紫雲の「紫」
付章 宿曜の予言と薄雲巻の天変

 

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