シリーズ『岡山学』 旭川を科学する 〈ｐａｒｔ １〉

著者名：岡山理科大学『岡山学』研究会

吉備人出版（2005/12発売）

• ISBN：9784860691165
• NDC分類：291.75

内容説明

地質学、植物学、考古学、民俗学などの専門家が、岡山県の３大河川の一つ「旭川」をテーマに多角的に分析。
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[イツシノコヲリ]

地元の岡山理科大学の教員らによるシンポジウムをまとめたもので、主に旭川の概要と上流部を対象にしている。「岡山の深層温泉」(北岡豪一)が特に面白く、水素と酸素の同位体の分析から岡山の深層温泉は氷河期時代の水だと判明したという。また蒜山の成り立ちについても理解した。大山と共に火山活動をして発達し、ケイソウ土が多く取れることから昔は湿地帯があったとのことである。

2022/12/11