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内容説明
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債務貨幣システムから公共貨幣システムへ
IMF論文「シカゴプラン再考」で議論沸騰。大恐慌後、幻に終わった公共貨幣制度が遂に実現するか!?
従来の債務貨幣に変わる新システムの考え方から実践方法まで著した初の本格的解説書
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬弐仟縁
34
経済学者は社会の病気を治す使命を持たねばならない(3頁)。著者のD論は420ページ、数式870本の1985年脱稿。むらトピア経済の提起が斬新(30頁~)。金と塵は積もるほど汚い(49頁)。日本は、消費増税8%でも借金は増大!(119頁~)増税結果として、GDP年率名目3.5%減、実質1・9%減。増税した意味がわからない。本末転倒。13年度と14年度で、16.9兆円の損失を招いた(121頁)。2016/02/26
Kentaro
3
ダイジェスト版からの要約 日銀は、要求払預金を預金通貨として、また定期預金等を準通貨として扱っている。要求払預金とは、個人の普通預金や企業の当座預金等、要求があればいつでも現金化したり、決済に利用できる預金である。銀行には全ての要求払預金を常に現金化できるだけの現金はない。銀行が預金者に支払える現金は、日銀当座預金に預けている152.1兆円だけであるが、要求払預金として493.6兆円の預金を負債として抱えている。この差額341兆円にものぼる預金額は、驚くなかれ、銀行が無から創り出したデジタルの預金なのだ。2018/04/17