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内容説明
人生如何に生きるべきか-強く、優しく戦国の世を生きぬいた武将の妻の物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白義
12
二話冒頭、初子の出産すら産婆の力を借りず自ら苦痛に耐えるシーンで度肝を抜かれ一気に一巻読了。怪力伝説の残る清水康英の妻、寿を主人公に、戦国の荒々しく残酷な世界を徹底的なリアリズムで描いた実にパワフルな劇画。貧乏武将の哀しさか、主君自ら海賊業に手を出し、戦場においては当然のごとく主人公側の兵だろうが略奪陵辱を働く容赦のない世界。そんな世で命を奪う業への問いかけにも触れながら全編激烈苛烈な急展開に満ちていて異様な緊張感を維持している。激しいだけでなく毎話毎話始めと締めが実に渋く決まっていて美を感じる作りである2016/01/17
コリエル
1
清水康英の妻、寿(ひさ)の怪力ぶり良妻ぶりを描いた漫画で普通の時代劇漫画とは着眼点が違っていて面白い。海賊行為にまで身を落とした夫を命がけで諭し、いっぱしの武将に成長させるいい奥さんだ強くて怖いけど。2021/05/07
こいけ
0
「初夜 完」で大爆笑。劇画なのにものすごいテンポでぐいぐい読ませていく。超面白い。2017/08/05
HIDE
0
ヒロインは頼もしいが、いかんせん、戦国時代は野蛮すぎて、抗しきれない。この巻の終わり方は実に悔しい気持ちにさせられた。2015/04/17