内容説明
漆黒の肌、金色の髪、そして額に屹立する三本の角。あれは何者だ？ 人か？ 魔か？ それとも……？ 万雷の歓声のもと、コロシアムにその勇姿を現す若き異形の剣闘士ギャメル。常勝の英雄・不敗の勇士・無敵の鬼神……。あらゆる賛辞に彩られ、向かうところ敵なしの彼の前に、最大の強敵が立ちふさがる。「龍人族だと？ よし、受けて立ってやる！」
黄金色の虹彩が闘志に燃え、虹色の光を帯びた。三本角（みいつ）の男、のちに世界を制覇する。大長編ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
近藤
11
ハードなファンタジー。文章中にほう、と感心するような描写を自然に混ぜ込む筆力がある。第二のグインサーガになれるか？（あちらは未完だけど2016/10/15
ムー
4
三国志を思わせる壮大なスケール。ただ化け物ばかりの世界が少し違う所。主人公が今後戦線に入ってどんな活躍をするか楽しみだ。次巻も是非読みたい。2019/09/17
