内容説明
死者の魂を鎮め、土地の浄化を生業とする駆け出しの<鎮魂屋>トキは、中に浮かぶ右手の相棒「タマ」とともに、霊害によって住人が逃げ出しているシンカという街にやってきた。そこで空中から花を取り出し、元気なんだけどどこかはずしている不思議な少女マユと、口を訊かない従者ヒューゴに出会った。マユはご禁制の業を使う<召還師>で、それも腕の良さからお尋ね者になっているのだという。そして、シンカはずっと前から死の霧に包まれていて、ここままでは「神の怒りに触れた土地、イツクラと同じ運命になる」と語った。伝説の『マガモノ』とは何か? そして世界の運命は!? 実力作家が贈る異世界ファンタジー開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
破碎
1
なんか微妙だったな。ホラーっぽいのを期待してたせいか。「雪鬼」みたいなのはあんま書かないのかな2014/08/15
寒上ぺそぎん
1
★★★☆☆[3/5][電本] 2巻までしかないようだが、完結するのだろうか……? と一抹の不安。“男性向け”レーベルで出してるにしては、内容が地味なのも気にかかる。2013/11/28
鑑真@本の虫
1
古きよきオリジナリティのある一冊だが、それだけにマニアックな仕上がりになっている。結果、わかりづらい面白さを生み出してしまい、勿体無い気がする。 ヒロインが物珍しくて、○。2013/09/26
こんこん
0
少年向けだと、むしろマイルドになっちゃうのよね、という例。二話みたいなのはもっとがっつりと読みたい、かなあ。2011/09/03
nanashi
0
'異世界ファンタジーと銘打っている割に世界設定が…。2008/10/10