集英社スーパーダッシュ文庫 電波的な彼女 ～幸福ゲーム～

著者名：片山憲太郎【著】

集英社（2016/02発売）

• ISBN：9784086302470

内容説明

無差別イジメに巻き込まれたジュウ。次第にエスカレートしていく嫌がらせに苛立ちが募（つの）るなか、雨（あめ）の妹・光（ひかる）も被害に遭っていると知り、ジュウはついに犯人捜しを始める。雨たちの協力を得ながら突き止めたのは、ある奇妙な集団。その集団を統（す）べる不可解な行動理念に翻弄（ほんろう）され、ジュウは絶体絶命の危機に…！？　人間の弱さが引き起こす、電波系サスペンス！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[mitei]

幸福について考えた巻。この続きはいつ出るのだろうか？

2010/01/28

[合縁奇縁]

電波的な彼女シリーズ第三弾。無差別イジメに巻き込まれたジュウ。次第にエスカレートしていく嫌がらせに苛立ちが募るなか、雨の妹・光も被害に遭っていると知り、ジュウはついに犯人捜しを始める。今回は光が結構出てきて、恋愛話も。終盤でのジュウが男前でかっこ良かった。続きが出ないのが残念。

2018/05/25

[ゼロ]

幸せってなんですか？シリーズ3作目であり、宗教っぽいことをしている幸福クラブとの戦いを描いた一冊。ジュウが出てくる女の子の好感度を上げまくりです。ボロボロになりながらも解決してくれた光、かっこ良い女と激昂した雪姫、側で泣いてくれる雨。本人に自覚はないが、モテる要素を踏んだんに散りばめていて活用していた。テーマも幸せと直球で考えさせられる。彼女らのしたことは幼稚ではあったけど、弱肉強食ってそういうことだよね？終わりも自業自得でもあり、後味も悪く、らしい終わり方をしていました。できることなら続編を読みたい。

2013/04/09

[晦夢]

好きだわ、このシリーズすごく好き。人間のどうしようもない部分と人間のいい部分が垣間見えていいな。ジュウのスタンスは好きだな。光が可愛過ぎた。これから学べることは痴漢の冤罪って怖いよねってこと()

2013/10/30

[Y89]

狂ってますなぁ。こんな狂気に溢れる作品を珍しく1日で読み終わる私って…。でもやっぱりなんか好き。ラストは震えましたよある意味怖い。そして、作者の片山さん、続巻出そうか

2014/04/28