内容説明
柱島を奇襲し台湾をも襲撃した米艦隊は、英東洋艦隊との合流を図り南下した。南雲中将率いる第一航空艦隊――空母六隻を擁する精鋭機動部隊がこれを猛追! 南シナ海に機動部隊決戦が!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かくれんぼ
0
結局奇襲を喰らっても日本が勝つ話。ただ、実際の歴史でも緒戦での 米は日本の実力を見誤っていた節が強く、例え何回やっても数ヶ月は日本優勢なんだろうな。2013/02/08
ニミッツクラス
0
遠き曙光の2作目。仮想話なのだから、ここで史実との相違点に触れたら興醒めではあるが・・前作に於いて米軍の奇襲攻撃によりほぼ壊滅的打撃を受けた連合艦隊。だが北の海にあった空母部隊は健在で、史実の真珠湾攻撃と立場が逆の想定。急遽南下した機動部隊との南シナ海での空母決戦はミッドウェー海戦のifのような。そして、英軍東洋艦隊主力戦艦プリンスオブウェールズ号と僚艦の沈没は、本書では砲雷撃による艦隊決戦の結果となり、航空兵力の有効性は先送りになった。表紙絵はプ号の雄姿。手前で戦没中の駆逐艦は野分か朝潮。★★★★☆☆2011/12/16