内容説明
「……私はひとを呼ぶ/すると世界がふり向く/そして私がいなくなる」(『六十二のソネット』所収「62」より)。時代を超えて愛される谷川俊太郎の詩作のすべてから新たに編んだ21世紀初のアンソロジー。第1巻は処女詩集『二十億光年の孤独』『愛について』『日本語のおけいこ』『旅』『ことばあそびうた』など17冊の著作と未刊詩篇より、1950~70年代の代表詩を厳選。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
橘
30
面白かったです。ことばあそびうた、は小学生の頃大好きだったので再会に懐かしくなりました。谷川さんの紡ぐ言葉で世界が広がります。笑ったり、ドキドキしたり。イベントで谷川さんの講演を拝見したことがあるのですが、谷川さん少年のようでかわいくて素敵でした。濃密なひとときでした。2017/08/22
Jun_T(旧:Shima)
15
言葉に酔うような…短い文章の中に奥行きが感じられることが好きで、気持ちが落ち込んだときや重い作品を読みたくないときに手に取ります。詩が苦手な方もこうした代表作を集めた本だと、気軽に読めるように思います。2011/03/24
そり
13
「木」という詩がお気に入り。詩は静止した物体に抱く、固定観念を解きほぐしてくれる。尊さに気付かせてくれる。▼ごちゃごちゃした文章に疲れたら、谷川俊太郎の詩を眺めたくなる。ねめっこくなくて爽やかでいい。ミネラルウォーター。2013/11/20
江藤 はるは
12
銀河系ひとつ、鞄ひとつ、太陽7個。 地球ひとつ、配達郵便物81個。 ぼくひとつ、鈴木洋子ひとつ……。2019/12/20
34
12
日本語が彼の口を借りて話をしているのを聞け。2019/03/17
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