内容説明
この本の効能……飲む人も飲まない人も、読むだけでほろ酔い気分で幸せになれる。酒飲みとしての嗜みが身に付く(?)。この本の副作用……無性に酒場へと駆けつけたくなる。人前で読むと、つい吹き出したりニヤニヤして、赤面する羽目になる。ススキノで飲んでン十年のハードボイルド作家が、見て聞いた人間模様。何度読み返してもしみじみ楽しい傑作エッセイ!(『「すすきのバトルロイヤル」「ススキノハードボイルドナイト」』改題)
目次
醜態<br/>御挨拶<br/>じれったい!<br/>送別会<br/>傑作<br/>揉みぐせ<br/>一寸先<br/>妻への不満<br/>全ぶ連<br/>脱糞〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sta_kishimoto
5
東さんのエッセイ集 ススキノ酔っ払いストーリー 私はお酒が大好きなもんで この気持ちほんとよくわかる 気軽にさらっと楽しめますよ。 それにしてもタイトルからして面白い 「酔っ払いは二度ベルを鳴らす」って・・・2011/09/16
みくに
4
最後は呑みながら読んだので今朝、あ。読み終わったんだっけって思いました。楽しく飲んでちょっとしょんぼり。そんな本です。2018/03/31
Joao do Couto
4
北海道はいったことがない。バーも行かない。なんだったら酒もあんまり飲まない。東さんの作品も読んだことなかった。でも、なんか酒場っていい。2016/02/17
おふろ
3
お酒を飲んで、飲まれて、酔っぱらい。反省はしても改善はせず。共感したり、私はここまでじゃないと安心したりしながら楽しく読んだ。そして今日もビールのプルトップを開ける。2012/05/20
はこぶね
2
酔っ払いの飲みエッセイってことに惹かれて読み出したけど、飲みにも種類があることに今更気づく。大衆居酒屋というよりはスナックとかバーでの出来事が書かれててすごく新鮮。スナックとか行ったことないし。「呑兵衛」って言葉がぴったりな人たちが夜の街でしでかす話を読むたび、なんだか北海道にあるところとは別の「ススキノ」っていう街に入り込んだ気分。2014/09/09