クラシック音楽の政治学

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クラシック音楽の政治学

  • 著者名:渡辺裕/増田聡
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  • 青弓社(2014/07発売)
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  • ISBN:9784787271952

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内容説明

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権威性を漂白されたように見える「クラシック音楽」は、実際は多様な側面から「音楽」全体を規定しつづけている。クラシック音楽が内包するポリティクスを、グローバリゼーション、ポピュラー音楽との関係性、歴史、聴衆などの視角からあぶり出す論考集。

目次

第1章 「クラシック音楽」の新しい問題圏──「音楽の都ウィーン」の表象と観光人類学  渡辺 裕1 音楽学と「文化研究」2 「クラシック音楽」と「観光」3 「音楽の都ウィーン」という表象4 「音楽散歩」とは何か?──「音楽遺跡」の発見と変容5 メディア・イベントしての「ニューイヤー・コンサート」第2章 「クラシック」によるポピュラー音楽の構造支配  増田 聡1 クラシック・ロック? 「現代音楽」?2 音楽言説としての「クラシック」3 クラシカリゼーション4 「クラシック」言説の実体化──「大地讃頌」事件5 著作権制度と「クラシック」言説6 逆向きの視線──「ポップ言説」からみたクラシック音楽第3章 レクイエムとしてのクラシック音楽  清水 穣1 聖なるものとしてのレクイエム2 脳内麻薬としてのクラシック音楽3 電子音楽の源流4 二十世紀のレクイエム第4章 戦時下のオーケストラ──日響・東響・大東亜響の活動にみる  戸ノ下達也1 国策と音楽の関わり2 アジア太平洋戦争期のオーケストラ活動第5章 クラシック音楽愛好家とは誰か  加藤善子1 近代日本におけるクラシック音楽の聴衆2 クラシック音楽愛好家とは誰か3 クラシック音楽愛好のゆくえ第6章 クラシック音楽の語られ方──ハイソ・癒し・J回帰  輪島裕介1 「ハイソ」なブランドとしてのクラシック──「軽やかな聴衆」は誕生したか?2 「癒し」としてのクラシック──「ワールド・ミュージック化」するクラシック3 「Jクラシック」の誕生──「自給自足」の成立第7章 距離と反復──クラシック音楽の生態学  若林幹夫1 スーパー銭湯のベートーヴェン2 書斎のなかのクラシック3 共同体の音楽/大衆の音楽4 記号と大衆5 音の壁紙6 クラシック音楽の死

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

horada

0
***2025/01/10

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