- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
長年、圓生や志ん朝など、数多くの名人のLP、CD制作に携わってきた著者による体験的必聴盤ガイド。初心者から上級者まで、これ一冊あれば、一生「笑い」に困らない!
目次
1 上を向いては歩けない
2 ニセモノならばホンモノになれる
3 江戸にもトリビアの種
4 バーチャルに科学は無用
5 「NO」と言えない日本人
6 宰相よりも純粋に変人
7 信ずる者は足すくわれる
8 ヒーローの極意はアウトロー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
めぐみ
7
実家に帰ったら母が落語のCDを山積みにしていた。こんな趣味あったかしらん?と思って尋ねると、ようやく最近面白さが分かるようになった、私も歳とったわ、とのこと。歳とって面白くなるものなら、早めに知ってて悪いことないだろうと本書に着手。面白い。CDから始めてみよう。2016/06/04
philadelphiro
2
落語の世界に入っていくガイドブックとしては、これ一冊で充分です。これ以上余計なことが書いてある本を読んではいけませぬ。なりませぬ。2012/07/10
メイロング
2
あらすじのまとめ方が見事の一言に尽きる。知ってる話なのに読んでいてクドさ・めんどくささを感じさせない。オススメCDを出す語り口は、まるでソムリエのよう。膨大な知識と経験に裏打ちされた「落語のおじさん」京須偕充の品の良さが垣間見えて、これは人に勧めやすい。だが小さん志ん生は決して初心者向けではないので注意だ。2009/09/25
Kazumasa Hayakawa
1
落語をCDで聴く際のバイブルです。2012/06/15
ちょーのすけ
1
落語入門書という位置づけの本なのだろうが、多分、初心者よりも、ちょっとしたマニアである私みたいな読者が一番楽しめるような中途半端な内容。「あらすじ」は上手くまとめてあると思うが、だからこそ中途半端なマニア向けのように感じる。2008/11/10