電撃文庫<br> ルナティック・ムーンV

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電撃文庫
ルナティック・ムーンV

  • ISBN:9784840230223

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内容説明

“稀存種”を供犠に世界を崩壊させ、再び“純血種”のみの世界を創世しようとするエデンの計画―。 ルナとシオンは生き延びるため、決して受け入れることのできない計画を阻止すべく旅路を急ぐ。 一方、完全なる破滅を願うロイドは、バベルに対して総攻撃を開始した。抗えない潮流の中、個々の思惑はそれぞれの意志を孕み、引き返せない混乱の渦を巻く。そして過去と未来は交錯し、血で血を贖う殺し合いを産む―。 斃れ逝くその果てに、生き延びたその先に、彼らが掴むのは、虚無か、それとも未来か…?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tim

3
もうとっくの昔に終わった作品だけれども、思わずお疲れ様でしたって言いたくなるような清々しい終わり方だった。それぞれのキャラが決着をつけるべく動き収束していく展開に時間も忘れて没頭してしまった。各人共に持っている目的や理想がどこか人間らしく、そういった部分がこの作品の魅力なんだと再確認。最後に、セールさんが幸せになれたみたいで良かった(ぇ2011/08/13

はつかねずみ

2
再読、完結。 ルナとシオンが主軸ではあるものの、全体としては各キャラの因縁の決着が連続することで物語が進行しており、二人の出番は控えめな感じ。 また、人数の多さと相まって展開が早く感じられる上に状況が把握し難いのも難点だろうか。 特に、エピローグはもう少し描写してほしかったかなあ……。 いやまあ、面白かったと思うけど、思う分だけ尚更残念。2016/03/08

東西

2
これまでの伏線が回収され、それぞれ因縁のあるキャラ達が邂逅する、と 最後の最後までハラハラと楽しませてもらったけど、最終決戦だけ何か一つ盛り上がりに欠けたな…終わり方もあっさりしていて、イユがどうなったかとかはだいたい察せるけど、もう少しフォローがあってもなぁー2015/09/16

イン何とか

2
前巻あたりで規模が大きくなったような気がしたものの、終わってみたらミクロな世界で全てが纏まった印象。これはこれでいいと思うけど、若干のしょぼさが否めない。ともあれ、お疲れ様でした2014/08/22

柳里

2
稀存種同士の戦いは手に汗握った。ラストが駆け足気味に収束してしまったのはちょっと物足りなかったけど、希望のある未来でよかった。当時の記憶からしてあんまりラノベ世代には受けなかったようだけど、自分にとっては10代の頃に読んで大きな影響を受けた作品であることは確か。2013/04/11

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