電撃文庫<br> ルナティック・ムーン

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電撃文庫
ルナティック・ムーン

  • 著者名:藤原祐【著者】/椋本夏夜【イラスト】
  • 価格 ¥649(本体¥590)
  • 特価 ¥129(本体¥118)
  • KADOKAWA(2014/10発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784840224581

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内容説明

機械都市バベルの下に広がるスラムに、一人の少年がいた。名を持たず、変異を持たず、見えるはずの無い“月”を空に探す少年…。 そして、少女がいた。腕に変異を持ち、人類の“純血種”を守るために異形の生物達と戦うウェポンとして…。 世界が“混沌”に包まれて数百年―。人類は前時代の遺産「過学」の庇護のもと、戦闘能力に長けた“変異種”と呼ばれる人々を管理し、荒廃した大地で異形の生物の影に怯えて暮らしていた。 だが、やがて少年と少女が出会うとき、世界は静かに変革の扉を開き始める…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

U

6
戦闘シーンがいいな。ぐんぐん勢いがあって。失ってから抱くイルの感情がグッと哀しく胸に迫る。鬱屈から立つ指標になる殺意までの流れがすごい。容赦ないのだけれど、不思議と読後感は悪くないのが、藤原さんだなあ。2014/02/23

柏葉

6
雰囲気のある小説。いい意味で厨二病。文明崩壊後の混沌とした世界、使いきれない過去の文明の遺物、隔離された都市と発生するスラム、身体能力を使った近接戦、などがキーワード。一人の少年が、自身を謎に思い、生い立ちを知り、家族や友人を失い、力に目覚める物語。物語に沿って世界観がごく自然に示される。 第9回電撃ゲーム小説大賞応募作と聞いて納得した。今はなきゲーム大賞に合いそうだが、現在だとやや古く感じる。 当然続刊は出てるよなと思って調べたら、この作家、今、何を書いてるんですかwラブなホームコメディwどうしたw 2012/10/13

倉本彩矢

4
実は藤原作品の中でいちばんお気に入りです。世界観とかしっかりしてますし、殺伐とはしてますが、しっかり物語に入り込んで夢中になって読めてしまいます。シオンにはちょっとレイのイメージがかぶる私です。2013/06/26

akahane

3
表紙に惹かれてブックオフで購入。椋本夏夜さんの絵はこの頃が一番好き。内容は、はじめはこの雰囲気に慣れることができるか心配でしたが、中盤あたりで面白くなってきた!と思ってから止まらなくなって、結局最後まで読んでしまいました。読後感がとても爽やかでした。退廃的な雰囲気とか、自分の好みが分かった作品でもありますww 現在は売っていないのが非常にもったいないです。是非再発売をお願いしたいです。

灰桜@ラノベを愛でる会会長

3
読了。 藤原祐先生のデビュー作。 荒い感じはしますが、世界観に引き込まれてあっという間に読んでしまった。 最近の物語にしては容赦がないなぁ〜と思って気持ちよく読めた。2012/03/03

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