内容説明
エルディア王国での休暇中、ヴィンセントそっくりの少年を助けたキャサリンは、いつのまにか皇子暗殺事件に巻き込まれる! 奇妙で独善的な王国の因習に、レディ・ガンナーが悪戦苦闘する、シリーズ屈指の大長編中巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
エンブレムT
45
シリーズ中、一番面白いのでは?エルディア国の特殊っぷりが、眉をひそめるのを通り越して「こんなキテレツ設定、よく考えつくよなぁ」ってな方向で面白がれるレベルにまで到達しております(笑)キャサリンをブチ切れさせる酷い言動を繰り返していた『おぼっちゃま』すら、国の犠牲者であるということが納得できる巻でした。ダムーたちインシード組やアナザーレイス組を敵にまわした悪役たちがどんな制裁を受けるのか、皇太子レースの闇の部分をどうするのか、落とし前の付け方は想像つかないけど、状況が悪化するほど楽しみが増えていく感じですw2014/06/27
ひー坊
9
フェルナンドは糞生意気で頭にきてたけど、流石に憐れよね。これを読んで朝鮮人もフェルナンドと同じで全く馬鹿馬鹿しい知識しか教わっていないのだと思うと、やっぱり哀れになってきたわ。無知は罪深いとは言え、そう教え込まれて育ってしまったのは、彼らのせいではないものね。北も南も、哀れね。日本人で良かったわ。2019/12/03
chiwa
8
わがまま王子がだんだん変わっていくのがかわいかった。2010/02/27
みとん
7
さすがレディ・ガンナーですね。っていうか、今回はガンナーではなかったから、名探偵キャサリンにすべき(笑)キャサリンが頑張るとダムーたちの活躍が少なくなるし、ダムーたちが大暴れするとキャサリンの活躍が・・・。なかなか難しいバランスですが、下巻ではキャサリンの調査でわかったことに基づき、両者の大活躍が見られることと思います。それにしても、あれだけ「腹立つ坊っちゃん」だったのがすごい変わり様。一番可哀想だったのはフェルナンドでしたね。誰を信じるべきか、疑心暗鬼に陥るだろうが、キャサリンが一緒ならなんとかなるか。2017/05/23
紅蓮
7
もう一気に下巻まで読み進む勢いですが、なんといっても白頭鷲のドーザさんをうっかり持ち上げようとしてしまったキャサリンのくだりが・・・((´∀`*))ヶラヶラ ニーナのハラハラがものすっごく伝わってきましたよ・・・。こういうお話の進め方が茅田さんらしいんですよね。后八家の方はどんどん危なくなってきてますが、フェルナンドくんはどうなってしまうのかな。今のままじゃとても世間にでてはやっていけないだろうけど、やっぱりキャサリンの教育的指導がガンガン入るんだろうなー(笑)2013/12/13
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