内容説明
【SD名作セレクション(テキスト版)】丹羽新一郎(17)は、その日もカツアゲされていた。そんな彼を救ったのは、かの大将軍・織田信長公だった……!? 「やられっぱなしとは、恥じるがよい!!」そう吼えた勢いでヤクザの事務所を壊滅させた彼は、明け方にはなぜか丹羽家の居候におさまっていた――。死ぬほど偉そうなタイム・トリッパー・信長が、日本を斬る! 古今未曾有・天下無双の痛快☆殿アクション! 第3回SD小説新人賞受賞作、登場!!※この商品にはイラストが収録されていません。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
9
稀代の豪傑・織田信長が突如として現代に現れ、カツアゲから少年を救ったり暴力団をこてんぱんにしたり居候したかと思えば六本木ヒルズのど真ん中に住みだしたりしつつ、最終的には売国奴な総理大臣を全世界が見てる前で晒し者のボコボコにしてアメリカ諸外国の魔の手から救ってみせるお話……うん、これもうわかんねぇな(笑) ガガガの某建国ラノベ並みに作者の世の中への不平不満がこれでもかとぶつけられた、それでいて読む方からすればとんだ陳腐でお粗末な独り善がりに付き合わされる一冊。10年前の作品で全3巻?まあ続編はいいです。2014/01/30
ウラー
3
★★☆☆☆日本をアメリカが併合するというところで総理大臣のえるを思い出した。併合に至るプロセスはお粗末で、正直あんまり面白くないのだけれど、筆者が何を言いたいかだけははっきり伝わってきた。最後の場面で新一郎が信長の前に立ち塞がるところ、今の日本は今を生きる若者がなんとかするしかないというメッセージがはっきり出ていた。ところで本書では日本人は650兆円の国債に絶望してアメリカ併合を受け入れたらしいけど、今や借金は1000兆円を超えている。でもそれを大事だと思っている国民は少ない。2016/06/27
あさい
3
カツアゲされていた高校生を助けてくれたのは、タイムスリップして現れた織田信長。信長はカツアゲしたやつを片付け、そのまま勢いでヤクザの事務所も壊滅させる。実家の伝承のせいで信長の世話役状態になった主人公だが、次第に日本自体がきなくさいこととなってきて。出だしの、ヤクザにカチコミかけて焼き討ち(この現代よりちょっと先の近未来で!)をやらかす織田信長から始まっておいて、まさか政治経済関わってくる内容になるとは思わなかった。停電時の暴動はちょっと現実味なさすぎて逆にファンタジー感あった。2016/01/31
鬼怒川
2
意外なことに政治もの。にょぶにゃがさま!2012/10/31
おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
1
過去の既読本、追加。