ちくま文庫<br> 悪魔はあくまで悪魔である ――都筑道夫恐怖短篇集成(1)

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ちくま文庫
悪魔はあくまで悪魔である ――都筑道夫恐怖短篇集成(1)

  • 著者名:都筑道夫【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 筑摩書房(2015/08発売)
  • 真夏も楽しく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/11)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480039668

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内容説明

「なんでも三つ願いごとをかなえます」悪魔の誘いに応じた男を待ちうける出来事とは……。悪魔に見込まれた男の“取りひき”を描く表題作ほか、切れ味鋭い恐怖短篇の傑作を全3冊にまとめるシリーズ第一弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

10
昔から大好きな作者で、ほとんど読んでいるのですが、再再度位になるのですが徐々にまとめて読み始めようかと思っています。2003年になくなられてから読もう読もうと思っていましたが、とりあえずちくま文庫版の3冊の本から読んでいます。この本は恐怖を中心主題としてかなり短編ですが面白く、絵も山藤さんの絵がなんともいえない趣を与えてくれています。やはり読んでいて都筑ワールドにのめりこんでいます。2014/03/23

ペペロニ

8
恐怖をテーマに多くの短編が収められている。恐怖は想像力の問題であり、恐怖を掻き立てる文章力や構成がこの作家の見事な腕の賜物。2019/05/23

おくちゃん

6
この本を読むのはもう何回目かな?時々、読みたくなるんですよね。2025/05/26

yunomi

2
あらゆるジャンル小説の優れた書き手であり、また読み手でもあった著者の事だから、各篇では様々な趣向を凝らして楽しませてくれると共に、ジャンルそのものへの批評的な視点を挟みこんでいる。その為、登場人物達はどこか醒めた風な、自分が怪奇小説の主人公である事を意識している様な顔をしているのだ。2014/03/03

二里

2
ショート・ショートらしい簡潔な語り口の中に、どこか想像力をかきたててぞくっとさせるようなウェットな部分が巧みに混ぜてある。表題作や「雷雨」は頭いいなあ、と思った。「遠い昔の空の色」は生きていくことのほろ苦さを感じた。「赤いベンチ」「終電車」は話の傾向は違うが、じわじわ恐怖が迫ってくる。2013/09/29

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