内容説明
辺境の街道で医師ヴァルベイドは負傷のため戦場に置き去られた若き傭兵と白い狼に出逢った――。高名な傭兵隊を率いる若き隊長ジア・シャリース。その波乱の物語、ここに開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瀧ながれ
28
シリーズ第一作めとなるこの全三巻は、ジア・シャリースを頂点にした二等辺三角形をしていると思う。まずはシャリースと医者のヴァルベイドの、弥次喜多狼もいるよ道中記編。偶然に出会った二人が、二人とも追われる身で、シャリースを傭兵隊バンダル・アード=ケナードに合流させるまで、北へ向かったり南に戻ったり、身を隠したり戦ったりうろうろうろうろします。で、合流できない(泣)。シャリースとヴァルベイドは気が合ういい道連れに見えるけど、シャリースとはぐれたバンダルの仲間たちの心配を思うと、気が逸るばかりですよ。2016/10/03
フキノトウ
23
早く仲間の傭兵団と合流してほしい。ハラハラしました。いい所で終わったので、続きを読むのが楽しみです^^2013/10/31
まぁち
16
はじめましての作家さん。 ちょっと前に新刊が出てて、気になったので1から手にとってみた。シリーズ1作目だが3部作になっていて、この巻は時系列的には2巻の終盤らへん。2巻を読んでから読み返すと飲み込みやすかった。 物語は、医師ヴァルベイドが負傷した傭兵に出会うところから始まる。この負傷兵が、主人公シャリースであり、名高い傭兵隊を束ねる若き隊長。それぞれ訳ありで追われている二人は行動を共にし、わかれてしまったシャリースの隊“バンダル・アード=ケナード”を探す。おたずねもの二人の珍道中。2017/02/09
すがはら
15
まだ全貌が全く見えない。シャリースを追う謎の傭兵の雇い主は誰なのか。途中で付きまとってきた若者もこのまま離脱して終わるのか。何の話になるんだろうと思う間に一巻終了。お自分の脳内での医者さんのイメージと絵がかけ離れていて、表紙を見るたびにえっ?ってなりました。二巻以降に期待します。2020/05/26
nono
15
図書館本。お気に入り様の楽しそうなレビューに心惹かれて。「バンダル・アード=ケナード」シリーズ第一弾。中世ぐらいの辺境の地で、無精髭の傭兵隊長(白い狼付き)と髭モジャな医者の逃避行。登場人物が多すぎて混乱中、一体誰の視点?戦場での争いと共に政治的な駆け引きも加わるのかな、とにかく次の話が気になる終わり方、続き行きます。2017/02/19
-
- 電子書籍
- 逆転×恋愛~イケメン女子だってアオハル…
-
- 電子書籍
- 復讐のバトルクライ 5 トレモア・スプ…
-
- 電子書籍
- ハローハロー NEXT KINGDOM…
-
- 電子書籍
- 芥川龍之介全集 芙蓉文庫
-
- 電子書籍
- 元妻とルームシェア【タテヨミ】 66 …