内容説明
聖教新聞に連載された池田名誉会長の13編の御書講義を分冊して収録。御書の御文、通解とともに、仏法の人間主義をわかりやすく、深く展開した講義が掲載されている。第3集には、「富木殿御返事」「上野殿御書」「総勘文抄」「四条金吾殿御返事」などを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうきち
4
宗教をみとめない人々の宗教とは 、有力な多数が行なっている一切のことに従うという宗教であり 、つまり 、より簡単に言えば 、現行権力への服従の宗教なのである(122p)2017/12/23
Hiromi
2
周囲に紛動されないこと。芯を持つこと。信じ切ること。逃げないこと。常に前に進むこと。自身の些細な感情に振り回されないこと。負けないこと信心に巡り会えた幸せよ。先生と共に戦える幸せよ。2017/02/12
とせ
1
「そこに住む人の境涯に応じて、社会・国土さえも変わります。国土をも変えられる生命力が、人間の「一念」にはあるのです。一人の人間における偉大な人間革命は、人類と地球の命運をも転換できるのです。この偉大なる力を自覚せよ、引き出せ、使いに使え、鍛えに鍛えよ、汝の力は無限なり、と呼びかけたのが仏法です。法華経なのです。」2020/06/10
きのやん
0
96.11.18発行の初版を読了。2024/12/08
おはぎ
0
(総勘文抄)古今の多くの生死観について、いかなる生死観も死後については直接の証明ができない以上大事なことは、その「生死観」をもてばどういう人生になるのか?が重要。 仏法では生命は永遠と説く。この人生で永遠なる「生命」そのものを磨きに磨けと教える。そこにこそ永遠の幸福があると教える。過去(前世)・現在(現世)・未来(来世)という生命観に立てば、自分の業は死んでも引き継いでいくのだから「自分を変える」「自分を革命する」ことこそが人生の目的になる。そうしてこそ生の時も幸福、死の時も幸福、次の生もまた幸福となる。2023/03/24