内容説明
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日本の庭を成立させている繊細かつ大胆な感性と手仕事を、構成要素別に解説するシリーズ。土木の石積ではなく、人と石の豊かで濃厚な関わりから生まれた、素朴でありながら力強い各地の石垣や石積を紹介。
目次
日本各地 庭の中の石積
四国民家博物館に見る古民家と石積
探訪 石積の村 四国・九州編
技術から芸術の域へ-妻としての腰積を眺める
石垣に夢を重ねて五十七年-高知県檮原町の西川治夫さんを訪ねる
作庭者が発見 我が郷土の石積
イラストと写真で見る石積の勘どころ
イラストで見る石積の基本構成
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
木ハムしっぽ
6
形や大きさのマチマチな石を積み上げて石垣や石壁を造る石積み。特に自然石を積み上げ、それでいて天面を水平一直線に仕上げ、角や立ち上りの美しいソリを造り上げる業は工芸作品と呼ぶに相応しい。今度のGWは美しい石積み巡りをしてみようかと思います。2021/04/25
Ayumi Shimojoh
1
低い石垣を知りたくて、まずは写真が沢山あってこの本をとった。古い石垣だと、推測するしかない。それって学者の領域じゃないかな。現行の職人の仕事や作庭家の視点なら、これは資料で信頼ありかなと思う。四国の段々畑石積み写真に、ものすごくパワーを感じる。2015/03/17
もりしま
0
普通の家の石積み写真がたくさんあった。が、私は城の石積について知りたい。鑑賞ポイントを解説してるいい本はないものか。城の本になるのかなあ。2008/10/30