C★NOVELSファンタジア 西の善き魔女 外伝２ 銀の鳥 プラチナの鳥

著者名：荻原規子【著】

中央公論新社（2011/12発売）

• ISBN：9784125006734

内容説明

東の帝国ブリギオンが、亡国の王子を追って砂漠に侵攻!?　女王候補アデイルは、真相を探るため女学校の親友ヴィンセントとともにオアシスの国トルバートに向かう。異教徒と隊商の集うその街で少女と若き傭兵ティガが出逢った時、星明かりの下で白刃が閃いた。帝国の策謀を妨げられるか、アデイルの命がけの冒険が始まる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hirune]

アデイルが東の国で殺されかけてる、二度も。ユーシス、竜退治してる場合じゃないかも★アデイルってこんなに無謀で人の言うこと聞かないお姫様だったのか？これじゃまるでフィリエルみたいだけど運動神経がない分フィリエルより危なっかしい^^;アデイルの命を救うティガをはじめ傭兵団の方々が強くて個性的でいい感じでした。アデイルは恐い思いをしたけど、女王になる上で自分の置かれた立場の危険性と真の敵が誰なのかを悟れたのは貴重な経験だよね☆もしかしてルーンの素性？もちょっとだけ仄めかしあり。

2015/07/30

[nana]

アデイルの冒険の巻でした。あとがきでこの巻で終わりと言いながら、さらに種を蒔いてしまっているし(^_^;)もう一巻書かないわけにはいかなくなったのかな？

2015/07/22

[Yuki]

アデイルの冒険という感じですね。フィリエルと違って、あまり無茶苦茶な事はことはしなかったですが、それがアデイルらしさなんだろうと思いました。今回出てきたティガが素敵ですね。ユーシス様もいいけれど、このお話を読むと、ティガとアデイルが結ばれたらいいのにって思ってしまいました。ルーンの出生にチラッと触れた？のが、個人的にすごく気になりました。残すところはラスト1冊。楽しみなような、もったいないような…。

2014/11/17

[星落秋風五丈原]

外伝を含めシリーズ最終作となる本書はフィリエルと並び読者の人気を集めるグラール国女王候補アデイルの物語。高貴な生まれゆえに行動の不自由さを強いられてきた彼女が初めての命がけの冒険で必死にがんばる。東の帝国ブリギオンが亡国の王子を追って砂漠に侵攻！女王候補アデイルは真相を探るためオアシスの国トルバートに向かう。異教徒と隊商の集うその街で少女と若き傭兵ティガが出会うが、何者かに襲われる。西の善き魔女4巻〜5巻の間のアデイルを描く。

2001/06/23

[月華]

図書館　2000年9月発行。手元にあるものと表紙が違いますが登録がないのでこちらで。本編には全く関係ありませんが裏表紙のヴィンセントのイラストが誰かに似ていると思いつつ、思い出せないのが気になります。アデイル編、という感じでした。表紙のティガが可愛らしいの一言です。

2014/12/14