幻冬舎文庫<br> 鬼子(上)

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幻冬舎文庫
鬼子(上)

  • 著者名:新堂冬樹【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 幻冬舎(2016/02発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344403505

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内容説明

売れない作家の袴田勇二は、同居していた母の民子が死んで以来、急に暴力的になった息子の浩に翻弄され続けていた。妻の君江までよそよそしくなったばかりか、袴田の唯一の味方だった娘の詩織が浩の不良仲間に凌辱され、完全に家庭崩壊の危機に直面していた。いったいなぜ、素直な息子が悪魔に豹変したのか? 稀代のストーリーテラーの新境地!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

しんごろ

129
しんごろの新境地を開拓すべく、読み始めた黒新堂!ギャ~とはならないけど、読むのがしんどいです。主人公・袴田にむかつくし、息子の浩の傍若無人さにも腹がたつ。しんどいわ!と読みつつ……、でたよ!今回はウワーっとなったよ。なぜそこまでする。とにかく読むのがしんどいんだけど、意外と読みやすい文章なんだよなあ。それにも腹がたつ。下巻があるのか…。しんどいわ~。ため息しか出ないけど、きっと読んでしまう(^^;)2017/11/19

みっちゃん

114
先が気になってしょうがないのに、頁を捲る手が重いんだよ…無限地獄から這い上がれない悪夢のような本。まっすぐ育ったはずの自慢の息子が何故、こんなに荒れ狂う怪物になってしまったのだろう。どっち付かずの父親の対処にもじりじりするし。どんな恐ろしい結末が待っているのだろう。やはり下巻も読むしかあるまい。2017/01/11

あーびん

29
最初は主人公の自意識過剰でスカした小説家っぷりに苦笑していたが、素直だったはずの息子の家庭内暴力がエグくてまったく笑えない...2020/03/14

おじいやん featuring おじいちゃん( ̄+ー ̄)

21
下巻へ2018/02/03

ヤス

19
7 新堂冬樹さん初読み。売れない作家袴田の家庭が豹変した息子の暴力によって崩壊していく様をじわじわと描く。それにしても主人公袴田を含め、出てくる人間が皆まともじゃない。読んでいて確実に気分が悪くなる。なのに繰る手は止まらない。もしや良い方向にむかうのではとの期待からか、単に怖いもの見たさからか。どっちもか。既に崩壊したこの家庭、これからどうなる。優しかった息子が豹変した原因は明らかになるのか。下巻へ。2016/02/20

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