出版社内容情報
20代から40代後半まで稀代の天才棋士が思考しつづけた言葉を写真とともに著す。迷いをなくし、次の一歩を踏み出すための一冊!
羽生 善治[ハブ ヨシハル]
著・文・その他
岡村 啓嗣[オカムラ ヒロツグ]
写真
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん1007
54
「美意識」を大切にすること。やはり、羽生さんは特別な存在だと思う。なるほどと思う言葉が、たくさん綴られている。年齢を重ねるとともに、表情や佇まいが、穏やかであり、広さと深みが増してきているように思う。それが、応えのようであり、そうありたいものだと思う。2023/09/10
reading
21
藤井聡太氏が世間を騒がせているが、この本を読むと羽生氏の天才ぶりを改めて実感する。国民栄誉賞を受賞したこともなるほどうなずける内容だと思う。長年にわたりトップを走り続けることはどんなに困難なことだろうと想像する。多忙の身であるが、海外に良く渡航している印象を持った。まじめで、人間的にも優れており、各界の第一人者とも交友が深い。 文章は格調が高く、理論的で非常に読みやすい。2021/01/08
緋莢
18
図書館本。写真家の岡村啓嗣が、プロ棋士・羽生善治がデビューしてから撮影してきた写真に、羽生善治がその写真を見て、浮かんだ言葉を重ねたという本。まとまった文章になっているのはまえがきと終章ぐらい(それでも合わせて、20ページほど)なので、あっという間に読めます。しかし、写真と、そこに書かれている文章は読み応えがあるので、あっさりとした印象は無かったです。写真では2013年4月8日、名人戦前夜祭のゲストのスピーチ(誰だったんだろう?)で共に2人で大笑いする羽生善治と森内俊之(続く 2019/01/08
ライアン
17
羽生さんの言葉は過去の著作からのものばかりだが、様々な写真がいいね。時間が空いた時にパラパラとめくりたい本。そしてその時に何かしらのヒントをつかめそうな気がする。2019/03/26
鯖
11
眼鏡と髪の寝癖がお好きな方にはたまらない一冊。十代の頃からの羽生さんの折々の写真とそれぞれの時のインタビューの抜粋。年を経られてからのがやっぱり味のあるお顔になってらっさるなあとしみじみ。「ツイてる、ツイてないには拘るより自分の実力を上げること。地道に何かをやろうとすることをツキを気にしすぎると忘れてしまうから。逃げ道にしてはならない」という言葉がさすがだなあと思った。2018/08/19
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