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内容説明
人間の体の不調を引き起こす精神的ストレス、脳(神経)と心の関係性、老化とボケの問題など、いまだ謎の多い人間の心と体にまつわる様々な疑問に答え、日々の健康維持に役立つヒントを提示する医学エッセイ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なお
5
最近色々言われている健康法に対して、ちょっと違うんじゃないの?と疑問を呈している。 見開き1ページごとに内容が変わり、さくさくと簡潔に書いてあるので読みやすかった。 要は健康法や、生活習慣病の基準も人それぞれ。だからそのやり方にハマったり、数値を気にしてストレスを溜めることの方がダメ。 語り口が断定的ではなく、偏りすぎていないので信頼できるし著者に好感がもてる。2021/01/16
寝落ち6段
1
今、現在、ストレス性の胃腸炎を抱えているわけで、古本屋で気になって買った。角川選書の文庫版ということで、本来は『こころとからだのふしぎ』というタイトルだったらしい。内容も心理状態と体の調節の話が主で、難しくなく、かといって平易ではない。医学史にも触れていて、大変勉強になるものだった。2013/03/27