PHP文庫<br> 安吾さんの太平洋戦争

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PHP文庫
安吾さんの太平洋戦争

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  • サイズ 文庫判/ページ数 373p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784569760407
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

『堕落論』『白痴』で戦後派の旗手となった坂口安吾に、太平洋戦争はどのような影響を与えたのか、彼の目に映った戦争風景を丹念に描く。

【著者紹介】
作家、歴史探偵

内容説明

人間は生き、人間は堕ちる。そのこと以外の中に人間を救う便利な近道はない。―安吾の『堕落論』は、戦争中の日本人の「狂気」に対する完膚なきまでの批評から生まれた。本書は、太平洋戦争開戦を描いた「ぐうたら戦記」から、戦後GHQによって闇に葬られた「特攻隊に捧ぐ」まで、安吾の作品と人生に寄り添いながら、歴史探偵が「戦時中の昭和」という時代を活写する。

目次

第1章 恋の炎と革命の嵐―昭和十一年
第2章 京都でのデカダンの日々―昭和十二年
第3章 国家総動員法のもとに―昭和十三年
第4章 日本の駆逐艦とソ連の戦闘機―昭和十四年
第5章 世界や日本の激動に我不関焉―昭和十五年
第6章 太平洋戦争がはじまった年―昭和十六年
第7章 チンドン屋と九軍神―昭和十七年
第8章 どんな犠牲をはらっても飛行機を―昭和十八年
第9章 戦勢急転落と「魔の退屈」―昭和十九年
第10章 焼夷弾の降りしきるとき―昭和二十年
第11章 「人間は堕ちる、人間は生きる」―昭和二十一年

著者等紹介

半藤一利[ハンドウカズトシ]
作家、歴史探偵を自称。1930年東京生まれ。1953年東京大学文学部卒業。同年(株)文藝春秋入社。「週刊文春」「文藝春秋」各編集長、出版局長、専務取締役などを歴任、1994年に退社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まちなかのノコギリ屋根

1
安吾さんの戦中の様子がわかりやすく掲載されていると思われます。どのようにして流行作家になっていったのかを確かめるには良い書籍ではないでしょうか。2019/11/13

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