サバイバル 9巻

著者名：さいとう・たかを【著】

リイド社（2013/09発売）

• ISBN：9784845821440

内容説明

大地震で、文明がもろくも崩れ去った中で、サトル少年のサバイバルが始まった。　ただ一人、荒野をさすらうその行く手に待ち受けているのは生か死か…。過酷な少年の運命を通して、文明を失った現代人の理性と本能を描いていく。 大地震は現実に起こりうる。あなたは生き抜くことができるだろうか？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Ｑ]

KU シロ、逞しくなったね。お幸せに！

2021/11/13

[yk]

サトル今度はグライダー作って飛んだ。追い込まれた状況だからこその緊迫感も伝わってきた。家族の足取りはわからなくなっちゃったけどどうなるんだろうな。さつき様の村ではまた悪どいやつらにやられちゃう。サトルはこういうところは学習しない。さあどういう結末が待っているんだろう。

2022/03/09

[しゅん]

シロとの闘いと別れ。グライダー作って飛ぶまでの四苦八苦（崖の絶望感やばかった）。サトルが孤軍奮闘してる姿、泣いちゃうよな…。電波塔が倒れる時の勢いも印象的。

2023/04/09

[地下鉄パミュ]

ちゃんと飛べるグライダーまで作ってしまうとは。サバイバルで得た能力で様々な事が出来るようになるんだな。作り方のマニュアルがあっても作れん自分とは偉い差だ。そのグライダーで崖から飛ぶ事も普通ならまず無理。一歩踏み出す勇気には驚愕する。ようやく辿り着いた集落にて『サトルは災いをもたらす』と警告を受けるが、確かに災いは起きたが、村の連中が自ら災いを起こしている事実に気付いて欲しいところ。村の連中の意識が変わればサトルが居た意味があるのだが・・・今のところ意味は無い。滞在するより早く家族を探した方が得策だろう。

2017/12/26

[fumikaze]

漫画「サバイバル ⑨」。犬の表情(特に仔犬の)が可愛くてその部分を繰返し読んでしまった。犬と一緒にいるときは少年の表情も子供らしく生き生きしている。(漫画「7seeds 」で新巻さんが一人で１５年間生きてこれたのは一緒に犬がいたからだなぁ…。) 他人を頼らず何とか自力で生きようとすること、そして必ず家族に再会するという希望を失わないこと、これが少年をここまで頑張らせたんだと思う。しかし、それ以上に少年のサバイバル能力にも驚かされる。父親が彼にそういう教育をしていたのかもしれない。

2016/04/07