内容説明
ヴァンパイア事件解明の鍵を求め、伊集院は電脳空間へ魔物を追う。 連続猟奇殺人・ヴァンパイア事件のキーワードは「ゾディアック」!? 伊集院大介の助手・アトムくんは謎のバンド「ゾディアック」のライブに潜入を試みるが……。一方、竜崎晶が主役を得たミュージカルは初日の幕を開ける。晶は悪の王子アデルを圧倒的な存在感で演じ切り、一夜にしてスターの座についた。(講談社文庫)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中原れい
40
いよいよ晶の初舞台。1/3は戯曲のようなものだったのでさっさと読めてしまった。事件もいよいよ楽しく(不謹慎)なってきて、カードの謎、遺体の謎はと切り込んでいくところに舞台が始まって、ちょっと調子がそがれたけどそれぞれ面白かった。姿を変えても通じ合っちゃう大介とシの字の対面もハラハラさせましたね。後半は一気に解決を望みますが、色々寄り道で作者といっしょに楽しむのが正解かな💦2020/11/06
ホームズ
15
話のほとんどが舞台「炎のポセイドニア」。これはこれで面白いけどもう少し事件を進展させてほしいかな~。晶の活躍を喜んでる伊集院大介や山科警部の様子が微笑ましい(笑)2013/06/02
kagetrasama-aoi(葵・橘)
6
伊集院大介シリーズの第十五作目の第三巻。殆どが竜崎晶くんの舞台デビューの”炎のポセイドニア”で占められている印象。でもこの作中劇、凄く面白そうで「観てみたいなぁ。」と。「ガラスの仮面」の「二人の王女」思い出して思わず顔が綻びました(笑)。アトムくんが晶くんが苛めにあってるお話で「まるでガラスの仮面みたい」なんて言ってるし。マヤvs.亜弓さんは読み応えあったけど、晶くんの競演者のテツヤは可哀想な扱い!まあ、アイドルは所詮アイドルってことで(笑)。舞台に魅入る伊集院氏が素敵でした。2017/04/01
ホームズ
6
話のほとんどが舞台「炎のポセイドニア」。これはこれで面白いけどもう少し事件を進展させてほしいかな~。晶の活躍を喜んでる伊集院大介や山科警部の様子が微笑ましい(笑)2006/07/17
ホームズ
4
話のほとんどが舞台「炎のポセイドニア」。これはこれで面白いけどもう少し事件を進展させてほしいかな~。晶の活躍を喜んでる伊集院大介や山科警部の様子が微笑ましい(笑)2000/06/22