内容説明
艶やかな金褐色の髪が美しい写磨の欲しいものは、魔性の世界にあって力を持つといわれる漆黒の髪。そして、黒い双眸。黒い髪に黒い瞳は絶対にして無二の妖貴の証。焦がれる写磨の脳裏に声が聞こえる。声の主に従えば、強い力を従えることができると直観的に感じて…。一方、サティンは<黒髪>の護り手・鎖縛とともに、黒髪の娘ばかりが行方知れずになる事件を解決すべく浮城を発った。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真子
15
サティンの新しい護り手について。 仕方ないとはいえよくやってるよねー、と思ってたのですが、意外といいコンビなのか?? 時間軸のずれた迷子って。。。そういうことなの?続き読むのが俄然楽しみになってきたんだけど! いよいよ次から本編。超・長編だから心して読みます。2022/01/07
シュウ
7
今後サティンと鎖縛は良い関係を築いていけるでしょうね。セスラン、色々と怖い方かも・・・。イリヤのお母さまって・・・。2017/11/12
みきっち
4
サティンと鎖縛の話。なかなか良いコンビになりそうな2人。赤い人にあまりにもいじめられていたから、何というか不憫だったけど、鎖縛を鎖縛として扱ってくれるサティンとなら、うまくいくのかな。うまく行ってくれると良いな。架因のこともあるから難しいのかもしれないけれど。 2編目は、かけ違えられた釦。イリア、可愛いなーとか思ったら、これは…。ふふふ、と思ってしまった。2022/12/11
凍矢
2
「破妖の剣のシリーズ」の既刊の外伝を、ようやく読了しました。まあ、順番的には、違いますけど。今回は、前半の話が好きでした。主人公の姉的存在と、その新たなる護り手のコンビネーションが絶妙でした。これからも、うまくいくといいなー。2013/08/27
まろん
1
鎖縛はわりと好きなキャラだったので、レギュラーになってくれそうで嬉しい。2015/07/13