内容説明
破妖剣士の少女・ラエスリールのもとに親友サティンが魔性に捕らわれたという知らせ。修複中の破妖刀「紅蓮姫(ぐれんき)」のかわりに朱金の鎖の封魔具をたずさえ、ラスは護り手の少年・邪羅とともに彼女の救出に向かう。だがそこに、ラスに一目ぼれしたという皇子が現れて…。表題作と、ラスと闇主(あんしゅ)が切ない恋の行方に一役買う「魂の糸」を収録した、人気シリーズ<破妖の剣>の書き下ろし外伝!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桃水
9
2010/04/11:外伝になっていますが、最初の話は完全に本編ですね。邪羅くんが報われなさすぎw2010/04/11
ぽに
5
再読。姿形が変わっても気付けるのってすごい。そして武器が変わってもラス強い。2023/01/24
みきっち
5
短編集。 鎖縛の話と、ダーナンとユラーシャの話。 なんかこう、とりあえず、最初の短編の方は、闇主に性格が悪すぎてちょっと引きながら読んでいた。ラスはすごいな、気持ち変わらないの?本当?ってちょっと思ってしまった…。 でも、2編目のを読んでたら二人の間の信頼感とか、なんかそんなのを感じ、少し納得してしまった。2022/12/03
シュウ
5
外伝のはずだけど、前巻の続きとなっている。ラス、ちょっと変わったね。2017/07/12
まつり
4
外伝といいつつ、一つ目の話は本編だと思う。これを読んでないと、本編が繋がらないですもの。赤男がいなければいないで、自分でなんとかしちゃうラスがイイ・w・!まぁ、邪羅くんは報われないけどwwけど、邪羅くんはそんな役回りなのかな?2009/09/16