クラシック、マジでやばい話

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クラシック、マジでやばい話

  • 著者名:許光俊
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 青弓社(2014/07発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784787271310

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

内容のよくないCDを大量製作するのはやめろ!空虚な言葉だけではなく、真剣に音質の向上をはかれ!決まり文句やメーカー資料の羅列ではなく、読者を向いた評論を書け!音楽への純愛ゆえに、いままで語られることのなかった領域をも俎上に載せ、クラシック音楽業界に巣くう魑魅魍魎を一刀で両断にする。

目次

序 残念ながら、あなたは少数派です 許 光俊

第1章 盤鬼平林は怒る!──これはひどい、録音の惨状 平林直哉
 音楽業界の噂 1

第2章 私の憂鬱 許 光俊
 音楽業界の噂 2

第3章 クラシックのおもちゃ箱
 この音楽本を読め! 鈴木淳史/許 光俊
 「小審問官」 宮岡博英
 『マッチ売りの少女』のどこがおもしろいのか? 寺倉正太郎
 コンサートホールのあやしい人々 許 光俊
 クラシックの売られ方 鈴木淳史

第4章 鼎談 無益な善意 許 光俊/鈴木淳史/平林直哉/寺倉正太郎

あとがき 許 光俊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

FK

3
再読。今回はカルロス・クライバーのベートーヴェンの交響曲5番と7番の古いCDを中古で入手して聴き較べてみた。新旧のCDの違いは指摘されていた残響・エコー。要するに新しいバージョンは、ある意味過剰にお化粧されたものと言えるかもしれない。たしかにその方が臨場感とかで聴きやすい気がしないでもない。しかし聴き較べると、古い方がある意味素朴・木訥な感じに好感が持てる。トスカニーニのCDでも、今一つ生気が感じられないのは、もしかしたらCDに何らかの細工をしているのかもしれない。例えば観客の咳やざわめきなどのカット。2019/03/24

FK

1
買ったまま読んでなかった本。最近、黒澤明のDVDも作ってる会社によってその質に大きな違いがあることが分かったばかり。この本にはCDも同断とのこと。正規盤だからといって必ずしも良いものとは言えないとのこと。場合によっては海賊盤のほうが生き生きしたライブ感のある録音であるとか。ただ廉価盤はなかなか難しいようだ。手軽に入手はできるのだが。/まことに人間は弱い。だが、現代ほど人間がみずからの弱さに開き直り、がんばらないことをいばっている時代はないかもしれない。私はそれにたまらなく嫌悪を感じる。(P.163 許) 2015/04/06

tegege

0
毒舌というよりぼやきに近い。冒頭のエッセイは面白かったが・・・。自分が音楽を楽しめればいいじゃん、だれがどんな評価しようとさ。2011/06/11

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