内容説明
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そもそも、オペラは声を楽しむものだなんて、誰が決めた?音楽がいちばん大事なんて、誰が決めた?つまらない思い込みを捨てて、「総合芸術」であるオペラ本来の強烈な姿を見よ。これが、現代を生きるわれわれならではの、新しくて楽しくてハッピーなオペラ鑑賞法だ。
目次
序 オペラのキモ、それは〈状況〉だ! 許 光俊
第1章 オペラは映画で見ろ!──めくるめく仰天映像の世界 許 光俊
プッチーニ『トスカ』 私を瞠目させた傑作映画──大口開けてのビックリ顔は超オペラチック!
ヴェルディ『椿姫』 二つの『椿姫』対決──「おれのかあちゃん、きれいだろ」は最高だ!
ストラヴィンスキー『放蕩者のなりゆき』 オペラ界最低のバカ主人公はこれだ!
プッチーニ『蝶々夫人』 グロテスクであるがゆえに真実を衝いた傑作
モーツァルト:オペラ・ブッファ三部作 あまりにも生々しく陰惨な……
第2章 特別寄稿 モーツァルト、『魔笛』を語る 聞き手 佐里江梨子
第3章 変態オペラの愉しみ 鈴木淳史
第4章 オペラを見に行く前にやらなければならない六つのこと 鈴木淳史
第5章 ドイツ・オペラ裏街道 吉澤ヴィルヘルム
ポスト・ワーグナーが楽しい
亜流ワグネリアン花丸印オペラ──ジークフリート・ワーグナー、プフィッツナー、ヴォルフ、オスカー・シュトラウスの場合
天才少年のロマン主義への夢──コルンゴルトの場合
黄金の一九二〇年代のトレンディもの──クシェネクの場合
ブ男よ。セールスマンよ。立ち上がれ。──ツェムリンスキー、シュレーカーの場合
もう一つの改革派二十世紀オペラ──ブゾーニの場合
ゲッベルス宣伝大臣丸禁印オペラ
第6章 恥不知夢現西洋歌舞伎──歌舞伎とオペラ 宮岡博英
第7章 何かおかしいぞ 新国立劇場と日本のオペラ 寺倉正太郎
第8章 鼎談 新国立劇場改造計画 鈴木淳史/許 光俊/寺倉正太郎
四コママンガ 伊藤真司
あとがき 許 光俊
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