内容説明
聖書の中で活躍する人々はほとんどが男性のように思われている。天地を創造したのは男性神であり、その家系も歴史も男性中心に記録され、王も祭司も預言者も男たち、もちろんイエスも独身の男性であった。しかし、聖書の中には多くの女性が登場している。名も無き女性たちが大きな存在感を持って迫ってくる。本書を読んでみよう。それがわかる。
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目次
第1部 旧約聖書の森から(神話の庭のアダムとエバ 無言の告白者、ノアの妻 サラの微笑 ほか)
第2部 新約聖書の森を歩む(イエス誕生の泉、生母マリア 妖女の宴、サロメの舞 五人のマリア、それぞれ ほか)
第3部 現代の女性へのメッセージ(神のイメージ(最終講義再録)
彼女たちの生き方―宮城学院の歴史を振り返って
生と死の倫理)