内容説明
旧制中学で戦時中、敵性音楽であるジャズを語る変り者と言われ、戦局急を告げてきた昭和19年10月に海軍兵学校に入校。戦後、米軍施設の通訳などを経て、航空管制官として羽田空港で勤務、また、運輸本省で成田空港開港の任にあたり、現在は、国内外の空港建設のコンサルタントとして勤務している著者が、アメリカの価値観に対して辛口の批判を貫いた書。
目次
第1部 知られざる勝海舟の山荘
第2部 米国流価値観で育った日本人
第3部 連合艦隊はコロンの匂い
第4部 危機管理とは何か
第5部 コーカサス3国
第6部 忠臣蔵
第7部 FANSと航空
第8部 日米航空不平等条約
第9部 予知能力
第10部 ニューヨーク・タイムズの記事
第11部 見よ東海の空明けて