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内容説明
むかしむかし。おおきなつるがいたそうな。つるは、「おれはこのよのなかで、いちばんおおきいのさ」といつもじまんばかり。ところがどっこい。つるよりおおきなものがあらわれて…。
著者等紹介
川村たかし[カワムラタカシ]
1931年奈良県生まれ。日本児童文芸家協会会長・日本児童文学者協会会員。作品に『山へいく牛』(国際アンゼルセン賞優良作品賞・野間児童文芸賞)『昼と夜のあいだ』(日本児童文学者協会賞)『天の太鼓』(日本児童文芸家協会賞)『新十津川物語(全10巻)』(日本児童文学者協会賞・産経児童出版文化賞大賞・路傍の石文学賞)など
遠山繁年[トオヤマシゲトシ]
1953年長野県生まれ。パリ国立美術学校でリトグラフを研究。作品に『永訣の朝』(第44回産経児童出版文化賞・偕成社)など
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@ヴィタリにゃん
50
私より大きいものなどない!と鼻高々のアホな鶴。ある日海の向こうで大きなエビを見てビックリ、そしてエビより更に大きいクジラもいた🐋そしてクジラよりも大きい海。大きい事ってそんなに自慢&いい事なの?といつも不思議に思っている。小さい自慢はあまりないけど、みんなミニチュアは大好き😊 2024/04/29
遠い日
14
比較の対象によって変わる、大きさ。どんどん大きくなって、大きいことをいばる鶴の情けなさ。やっと「大きさ」について真っ当な理解ができた時、世界はなんと平安に満ちたものになっただろうか。2018/07/01
ume 改め saryo
14
はちゃめちゃ(笑)(^^) どんどん大きくなる鶴(笑) あり得ないサイズの海老。 さらにさらにどんだけデカいのか!?という鯨(笑) 無理がありすぎで楽しい(*^0^*) お日様 ぽかぽか で終わるのがさらにいいですね(^^) 参った2012/10/18
ヒラP@ehon.gohon
13
子どもたちの意地の張り合いのようなお話です。 例えのばかばかしさが微笑ましくもあるのですが、つるの踏ん張りはみごとです。 縁起物でまとまったおおきさくらべで、空の大きさを改めて実感しました。 のどかな絵本です。2019/05/27
二条ママ
11
4歳6ヶ月。本屋さんの読み聞かせ会で。大きいものよりもっと大きいものがあるね。2015/10/10