小学館文庫<br> 市場の朝ごはん(小学館文庫)

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小学館文庫
市場の朝ごはん(小学館文庫)

  • 著者名:村松友視【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • 小学館(2014/06発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784094174618

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内容説明

【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。

小樽の三角市場の毛ガニ、青森の迷路市場のジャッパ汁、滑川漁港のほたるいか、八幡浜の鯛めし、那覇のゆしどうふ……と、生つばを飲みこむような日本の市場巡り。旅の達人、村上友視に案内されて北から南へ旅を愉しむうちに、市場に生きる人たちの人生の断面が鮮やかに浮かびあがってくる。エネルギーに満ちた市場が寂しくなるのを惜しみつつ、そこに働く人々を見つめる村松さんのまなざしは、時にやさしく、時に淡いユーモアをにじませる。おとなの味を求める新しい食紀行文集。

※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字サイズだけを拡大・縮小することはできませんので、予めご了承ください。 試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。

目次

1章 百万石の釜炊きごはん(金沢近江町市場)
2章 関門海峡冬景色(下関唐戸市場)
3章 小樽よ今度も有難う(小樽鱗友市場・三角市場)
4章 日本海の寒風に晒されるの巻(新潟本町市場)
5章 迷路市場で味わうジャッパ汁(青森駅前市場)
6章 哀切のほたるいか幻想(富山県滑川漁港)
7章 三陸の贅、橋の上の焼きウニ塩ウニ(釜石橋上市場)
8章 尾道にさぐる“おいなりさん”の謎(尾道三品総合市場)
9章 白イカと妖しい幻想を求めて(境港市場)
10章 守礼の国の名物「ゆしどうふ」(那覇・牧志公設市場)
11章 鯛めしのスタイルを満喫する旅(八幡浜魚市場)
あとがきのような終章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

気になる脂肪

2
市場や市場がある地域の雰囲気が浮かんでくる。その土地の食事がしたくば、朝の市場ではなく、夜の居酒屋の方が確実なのかな。2015/11/04

ねむい

0
ご本人も書いていましたが、グルメ本というよりは、そこにある人間を通して市場を覗いた本ですね。本来はのんべえで、朝の市場に行く前夜はだいたい飲みにいったことが書いてあるから若干は居酒屋紀行でもある。市場で見たこと聞いたことだけでなく、必ずそれまでの思い出話しがからまってきていて、一緒に旅してぼんやり物思いにふけっている気分になれました。同行したイラストレーターの平野さんが後半で頻繁に登場するようになったのは、徐々にお二人が打ち解けてきたということでしょうか。2015/12/02

yo27529

0
市場の朝ごはんなんてなかんか魅力的なテーマだけど、勇んででかけていってもほとんど満足なものにありつけないという現実がわかります。でも最後に満足な朝飯が食べれてよかった。数ある失敗の中、一つでもこんな体験があると、やっぱりまた市場の朝ごはん探究したくなるのよね。2013/11/03

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