姜尚中を批判する―「在日」の犠牲者性を売り物にする進歩的文化人の功罪

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  • サイズ B6判/ページ数 268p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864101110
  • NDC分類 289.2
  • Cコード C0095

内容説明

正義の徒か偽善者か?半島と列島のタブーを日韓関係論の第一人者が解剖する。

目次

1 姜尚中を批判する(着せ替え人形としての母;在日はなぜ嫌われたのか;アメリカ移民や満洲引揚者の場合;善人と悪人の境界;美しい復讐の時代;つかこうへいと姜尚中)
2 民団・総連「和解」の茶番劇(在日が「人生に失敗する」ことの勧め;民団・総連「和解」の茶番劇;韓国人にとってナショナリズムとは何か;いま韓国民団に問われていること;在日コリアンの贈り物)

著者等紹介

鄭大均[テイタイキン]
1948年生まれ。首都大学東京・人文科学研究科教授。専攻は東アジアのナショナル・アイデンティティ、エスニシティ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひろただでござる

2
テレビで意味の無い事を意味のある様に話すのをいつもイライラしながら聞いてたけど、カラクリが分かりました。2013/07/13

鬼山とんぼ

1
著者は在日(特別永住者)なんて言っておらずにとっとと日本国籍をとって帰化すべきだと主張する論客。テレビでは何となくいい人っぽい知識人を「演じて」いる姜尚中氏の欺瞞性を、氏の代表作「在日」を叩き台に他の在日の人たちの文章と対比して丹念かつ説得的に解明している。研究者だから当然なのかもしれないが、韓国系の多彩な人々を引き合いに出しており、引き出しの幅広さに脱帽した。2016/02/06

けん

0
本書の中であげられる、一つ一つの矛盾の指摘についてはその主張が違っているとは思わない。というか、むしろ正しい。 韓国・朝鮮人、あるいは在日の人と長く接したことのある人なら、一度くらいは感じたことのあるそれの矛盾点や虚実。それがよく言えば合理的、悪く言えば背景を考慮しないという意味で表面的・表層的な観点から、平易に書かれている。 その意味で、主張も観点も基本的にそれほど目新しいものではな…(ブクレコからインポート、全文はコメントに掲載されています)2012/03/19

Katsusuke Taira

0
test2019/02/17

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