内容説明
芥川賞作家・三田誠広のワセダ大学小説講義録シリーズ第2弾。第1弾で実証した「誰でも小説が書ける」からワンランク・アップ。「誰でも書ける小説をのりこえ、本物の小説を書く」具体的な方法論を開陳する。理屈ではなく理論を、理論ではなく技術を会得し、よりよい素材をより深く生かした「おいしい作品」を書くための指南書。さあ、あなたも新人賞を目指そう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とみやん📖
16
途中かなり中だるみした。終盤はドフトエスキーの講義に。「罪と罰」を読んでたからいいものをそうでなければかなり読み進めるのがキツかったかも。そう言えば、もう一つ絶賛の「百年の孤独」は挫折したことを思い出した。それにしても、大学の講義をまとめたもののようだが、この方、やたら人を小馬鹿にしたり、セクハラめいたことを言ったり。個人的にはかなり苦手な人。本の感想からずれるが、90年代ってこんなだったなー、と空気感がなつかしくもあった。2020/05/22
マサトシ
10
二度目の読了。 面白い上に、勉強になる。 書き手とはここまでの領域に至らなければならぬのか。 『深さ」を求めて。2020/08/24
fseigojp
9
実存が構造のなかに溶解していく 名言なり2015/07/18
ヴァン
8
作家は小説をどのように書けばいいと思っているのか。その中身について分かりやすい言葉で綴った明快な本である。実際に創作に取り組んでいる人にとっては、ヒントになる内容である。ラノベよりももう少し高尚な小説についての文学論を求めている人にオススメしたい。2019/06/09
よし
7
再読。「異邦人」・「太陽がまぶしかったから・・。」「実存主義」「百年の孤独・・ガルシア・マルケス」大江健三郎の「万延元年のフットボール」大岡昇平の「俘虜記」など、特に、「罪と罰」のおもしろさ、深さについての洞察が為になった。刑事コロンボと予審判事の比較も。「彼はそこで絶望した」といことような「絶望はつかわないで。」「A がAであるのはなぜか?」・・「ロメオ、あなたはなぜロメオなの?」この指摘も鋭い。「「私」の人生というものは、一回きりの体験。・だが、・・「構造」的な視点をもつこと。」2015/10/09




