内容説明
エスティが新聞に掲載したコラムは植民地を占有し私腹を肥やす権力者たちの悪政を暴き出した。自分が世論の矢面に立てば親友たる女王に集中する攻撃を僅かなりとも逸らす事ができる――そう信じた彼女は黙々と真実だけを綴っていく。その真摯な姿勢にやがて一人二人と理解者は増えていくのだったが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月華
2
図書館 2000年3月発行。リディア編、という感じでした。エスティの周りからみると、彼女は箱入り娘の聖女のような雰囲気を感じます。2015/01/20
ピンク
2
なぜ、リディアさんはシンから離れないのか……あそこまで言われて謎すぎるわ。2012/03/09
月野
1
再読。エスティの強さに、いつも惹かれます。でも、しばらくぶりに読み返したのですが、文体がけっこう固いですね・・・。おもしろさに違いはないのですけどね。ファンタジーなのですが、モデルとなった英国情緒がすごく好きでした。エイダン・グレイの執事さんとか、最高です。2012/10/04
kmori299
0
再読。リディアの奮起のきっかけが面白いなあと。あとエイダン・グレイの執事が最強。2017/01/23
みや
0
☆☆☆☆2000/10/06