内容説明
失意のうちに帰国し、世間の冷たい目に耐えるエスティ。理想と現実の落差に歯がみする女王、植民地支配の非道に憤るブランカ。今、自分にできることは何?エスティはペンを取り綴り始める。その真摯な言葉は人々に波紋を呼び、思いもかけない高みへと彼女を押し上げていく。薔薇の少女たちの戦いが始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月華
2
図書館 1999年12月発行。ブランカの真っすぐな性格は彼女がどれだけ愛されて育てられたかうかがえます。エスティから見たセシリアは表の顔だけのようです。セシリアの裏を知ったら、ブランカとエスティはどうするんだろう、とちょっと思いました。2015/01/18
ピンク
2
頑張れ!!頑張れ!!頑張れ!!って言いたくなっちゃいますね。闘う少女は美しい。2012/03/02
kmori299
0
再読。自分が乗りつづけられなかったレールを横目に「本当はあのレールにのるべきだったんだけど」「でも乗り続けられない」と自己肯定しながら自分の道を進もうとしていくのが良い。やっぱりこういう話好きだなあ。2017/01/22
みや
0
☆☆☆☆2000/10/06
末森咲夜
0
【S図書館蔵書】2000/03/01