白泉社文庫<br> 竜の眠る星 1巻

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白泉社文庫
竜の眠る星 1巻

  • 著者名:清水玲子【著】
  • 価格 ¥729(本体¥663)
  • 白泉社(2015/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784592883494

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内容説明

24世紀のN.Y.の住人、お人好しロボット・ジャックと相棒の万能ロボット・エレナ。探偵を営む彼らはある依頼を受け、恐竜が棲息する惑星“竜星王(セレツネワ)”へ旅立った――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nyaoko

53
恐らく、ン10年ぶりの再読です。今も変わらない緻密で繊細で幻想的な清水さんの絵に惚れ直す、合わせてジャックとエレナにも惚れ直しました。今の時代に読んでも全く古さを感じさせないってのも改めて凄いなぁと感動。2016/11/14

ぐっちー

26
久々にジャックとエレナ。話をすっかり忘れていた為、ドキドキしながら初読のように楽しみました。エレナの美しさと冷酷さ、時に見せる危うさと、妙にのほほんとしたジャックさんとホントいいバランス。今見ても、絵の美しさはお見事。構図についての言及が先日日経新聞の文化欄コラムにあったので、そこも念頭に置きつつ。2016/02/21

ちぇしゃ

13
清水玲子さんは絵の美しさと反比例する残酷な世界を描いていて、本当に好きな作家。吉野朔実さんの次に敬愛する作家かも。この作品を最初に読んだ時、モニークよりもずっと幼かったからか、モニークと母の女帝カテアの物語しか覚えていなかった。母娘の物語が強烈な印象すぎて、そこに当時自分の置かれていた状況と思いを投影しすぎてて、ここまで様々な要素が盛り込まれた深い作品とは理解できてなかった。ロボットの存在意義、アイデンティティ、戦争と種族の違い、生命の淘汰など本当に深くて重たいテーマだったんだなと今更気づいた2017/08/21

kiki

9
モニークはいつも想いが一方通行で、全てが若さゆえの脆さで形成されていて、見ていて辛いけれど透明でキラキラしたきれいなものみたい。エレナは、何も欠けたところがない有能さと美しさを兼ね備えていて不老不死。でも一心に天竜を追いかけてきたし、これからはジャックなしでは生きていけないと思う。ジャックだってエレナが何者であろうと関係なく愛するし、ルイスは二人のために動く。この世界の人々は無謀にも愛することは無条件なのだと訴えるかのように潔い。強さとはかくあるべきというものを、かつて高校生だった私に教えた衝撃的な作品。2022/06/06

べりょうすか

9
懐かしい!アンドロイドのジャックとエレナのシリーズ。やはり、絵がすごく美しい。最初に読んだのは中学生のころだったかなぁ。この流麗な絵にはかなり影響を受けたと思う。最後にロボット考もあって笑いました。さて、次読もう。2016/03/11

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