内容説明
収入が必要になったエマは、どうにか社長秘書の職を手に入れた。面接の手応えは悪かったけれど、それは若く魅力的なエマが、プレイボーイの社長の餌食になって辞めることを懸念されたためらしい。父と兄三人を見て育ち、否応なく男性の本質を学んだわたしが、いくら魅力的でも甘い言葉に惑わされるわけがないのに。社長のルカは初対面でこそ大胆にパリでの一夜を誘ってきたものの、彼女の堅いガードと働きぶりを知ると、それきり言い寄らなくなった。それを物足りなく感じるのは、どうしてだろう?だが、一線を越えれば、いずれ彼も仕事も失うとわかっている。そんなとき、ルカに恋人のふりをして帰省に同行するよう命令された。■『砂漠の王に愛を捧げ』で好評を博したC・マリネッリが、今作では初めて躊躇するプレイボーイの心情を丹念に描いています。魅力たっぷりのヒーローをご堪能ください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
月
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★★★☆☆2015/01/12
りりか
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普通の秘書とボスの偽装恋人ものかと思ったら、予想よりもずっと重い血の因縁が絡んだストーリーで、そこが面白いといえば面白いんだけど、やっぱり重かったかな…。2013/10/19
Mari
0
★★☆2011/04/02
MOMO
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あうー・・・これってどう考えても犯罪よネェ・・・いっくら身内だからって、犯罪の隠蔽問題をスルーしたままで、ハッピーエンドを迎えていいのかぁ?じっさい今も問題を抱えた親族がいてる状態なのに・・・それに、過去のこととはいえ、ミア母ちゃんも、何であんな紛らわしいことを言ったりすんのさ!おかげで、可哀相なルカ少年があんなふうに思い込んじゃったんじゃない!はぁ・・・2011/02/09
みろん
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求職中でようやく秘書に採用された女性と、彼女を雇った上司とのロマンス。ロマンスは普通に面白いけど、DVの絡んだエピソードがシリアスすぎて微妙…。2011/01/15
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