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内容説明
軽い気持ちでついていった男たちに乱暴されそうになった和希は、駆けつけてきたハルヤマに救われる。意地を張り合いながらも、少しずつ絆を深めていく2人。そして、引退する総頭（リーダー）から後継者に指名されたハルヤマに対し、心配しながらも和希はついていく決心をする。そんななか、敵対する暴走族が抗争をしかけてきて…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
43
ささくれだった心、やり場のない怒りをコントロールできない少年たち。不安に震えながら待っている少女たち。500人以上のメンバーを抱える暴走族NIGHTSを仕切るトオルと宏子は、和希とハルヤマに大きな影響を及ぼしていきますが、やがて二人はチームを去っていきます。ハルヤマはトオルから新しい総長に指名されますが、これに不満を持つメンバーもいてチームは揺れます。そんな時、武闘派で知られる他のチームが湘南に乗り込んできて、一触即発の気配が高まります。2014/08/31
チェ・ブンブン
14
全編、不良女子の回想故に浮遊感がある。不良の葛藤を女子目線で描くことで不良男子の仁義と葛藤の世界を客観視するテクニックが斬新だ。ジェネレーションギャップのせいか、絵のタッチは苦手だが、ストーリーは面白い。「狂い咲きサンダーロード」みたいだったからかな？2013/11/17
Aya
12
【図書館】不器用な少年、少女たち。読んでいると胸が痛くなる。特に和希と母親とのすれ違いシーンが何とも言えない。ちょっとしたボタンの掛け違いで、すれ違っていく2人…。心の中は本当見えないものだから余計に難しいよね。暴走族の総頭になったハルヤマと和希の恋の行方も気になるところ。2014/11/09
Keystone
10
昔読んだのですが、能年ちゃんで映画化と聞いて久々に読んでみたくなって図書館で予約。しかし、運悪く２巻が１巻より先に来たのでストーリーが意味不明でした。ただ、なんとなく、当時もこれ、あんまり好きじゃなかったなと思いだしました。ふわっとした切ない絵はすごく雰囲気あるのだけど。ちなみに尾崎豊も苦手でした。バイク盗む人も窓ガラス割る人も嫌です。オキシドールで脱色っていうのが懐かしいなあ。2014/04/02
心
8
子どもの頃に、はまった１冊♪ この年になるとまたちょっと違う？親子って本当はほんのちょっとしたずれなのに…難しい。2014/10/14
