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内容説明
学校と暴走族、集団の中にいても、より孤独を深めていく和希とハルヤマ。離れて暮らしながらも、互いを求め合う2人の想いは膨らんでいった。そして、惹きあう引力に抗うこともなく、再び2人はともに暮らし始める。しかし、母親ともわかりあえた和希のもとに届いたのは、ハルヤマの事故の知らせだった…。和希とハルヤマ、2人の幼い愛は、はたしてどのような結末を迎えるのか？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
48
「君のお母さんは、弱虫だな」。担任の教師の仲介で、和希は母親と話し合う場にのぞみますが、娘と対峙する事を恐れた母親はその場に現れません。ハルヤマと二人で住み始めた和希。喧嘩したり、泣いたり、笑ったりして少しずつ、少しずつこんがらがった気持ちの糸を解きほぐしていきます。しかし、いつ死んでもいいと思って生きてきたハルヤマが生きる意味を見出した時、彼は自分がやってきた事の代償を払う事になります。苦くて、切なくて、でも微かに光がみえるフィナーレ。和希14歳、ハルヤマ16歳で出会った2つの魂の3年間の記録です。2014/08/31
りんご
40
頭痛で読書が捗らない→マンガ読も！図書館から借りてあったこの本、実家にありました(ﾈｰﾁｬﾝの蔵書)。田舎のその時代のちょいワル達のバイブル。みんなハルヤマに恋しちゃう。初めてこの漫画読んだ時は、余白の多さにびっくりでした。あとキャラクターがわかりにくい。余白はこっちが考える余地が多く、キャラの見分けをつける発見みたいなのも面白い。久しぶりに読んで、軽く読める本じゃなかったな、と選書の誤りに気付きましたね😅密度濃いな。暴走族ってのは時代に合わんけど、生きづらい10代みたいなの切々と描かれてます。2023/10/29
★YUKA★
28
会社の同僚からの借り本です。 映画化したときに気になっていたのですが、こんなお話なんですね～！ 映画も観てみようと思います(о´∀`о)2015/08/03
玉響
12
春山が生きる意味を見つけてよかったです。和希とお幸せにね。2014/09/21
Dai（ダイ）
11
学生時代に読めば少しは感動できたのかもしれない。2023/02/14
