内容説明
暗い夜道はキケンだぽに――。犠牲者続出。正体不明。巷を騒がすナゾの変態痴漢“ぽに男”の毒牙に、ついに千鳥かなめの親友・恭子までが……! この赦されざる女の敵に、かなめは捨て身の(?)囮捜査を決断。一方、彼女の自称護衛・相良宗介は最新鋭かぶりモノ型秘密メカ装備で“ぽに男”に挑む! 友に捧げるミッドナイト・バトルのいきつく未来は、笑いかそれとも騒動か? 宗介&かなめの激爆コンビが繰り出す爆音、夜の静寂にとどろき渡る!? (『押し売りのフェティッシュ』より) 超過激学園ラブコメ、過激の意味がひと味違う大人気シリーズ。衝撃の5作に書き下ろし1作収録の短編集!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mitei
67
なんだかんだ言って宗介かなめの関係が面白い。ここでボン太くん初登場だな。体育教師、警官がおかしいとか適度に変なキャラがいて良かった。2010/01/27
佐島楓
39
最後に収められたテッサとマオの対決がよかった。テッサも天才少女ゆえに背負うものが大きい。甘えられる数少ない相手がいるということ。微笑ましい。2016/03/31
海猫
30
短編シリーズもラブコメとしてバラエティーが出てきて楽しいな。特に病院でのホラー風味の短編は爆笑。2011/03/22
サイバーパンツ
17
テッサとマオのAS対決なんかは、二人の関係や抱えるものなんかが見えてきたり、ASのシステムの説明になってたりと、本編では扱いきれなかった、キャラクターの掘り下げやメカの説明を上手いことやっていて良い。こういうのは、短編集ならでは。あと、かなめが着実に宗介に染まりつつあって笑う。2016/08/15
じお
12
★★★★☆ 再読。コメディ短編集3巻。安定して面白い、正直長編はストーリーもの故の山谷が存在するので、そうした浮き沈みがなくいつでも楽しく読める短編の方が良いという気までしてくる。コッペパンからパワードスーツと化したボン太くんと有名ネタが出始める。先生同士や恋愛やソースケの動揺など適度にラブい話から、恐怖の変態にテッサとマオのちょっとイイ話までバラエティに富んでいて飽きずに読めますね。2021/08/27