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内容説明
彼は世間の不安をよそに、ジョブズとは180度違う経営方針で、
アップルを世界初の1兆ドル企業へと押し上げた。
クックのもとで、アップルは再生可能エネルギーの開発や
サプライヤーの労働環境改善、社員の多様化の推進など、
世界的な影響力を持つ企業にふさわしい行動を常に取り続けている。
本書では、これまで厚いベールに包まれていたクックという人物を、
その出生から現在に至るまで、丹念に紐解いていく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ハッシー
75
★★★☆☆ アップルを世界初の1兆ドル企業に押し上げたティム・クック。その素顔は厚いベールに包まれ、あまり知ることもなかったが、本書を読み、ティムの人となりや哲学を多く学ぶことができた。世界的なカリスマリーダーの後を継ぐという最大の試練を、スティーブ・ジョブズとは全く違うやり方で見事に克服したティム。環境への配慮、サプライヤーの労働環境改善、社員の多様化の推進、慈善事業への取り組み、プライバシーの保護など、謙虚で高い倫理観を持つティムの価値観はアップルを確実により良い方向に変革している。2019/10/01
ミライ
44
故スティーブ・ジョブズからCEOを引継ぎAppleを1兆ドル企業へ押し上げた、現AppleのCEO(2019年9月現在)である、ティム・クックの物語。ジョブズの死から始まる物語はまさにイバラの道。慈善事業への進出、環境への意識強化などジョブズとは正反対の政策を唱え、CEOに就任してすぐに経営陣を刷新、数年後にはApple Watch、airpodsなどを成功に導いた手腕が語りつくされる。ジョブズと比べられ続けながらも、圧倒的な結果を出し続けてきたクックのマインドから学べる事は多い。2019/09/06
エリク
25
アッピルの立役者、スティーブジョブズの跡継ぎです。 スティーブジョブズは、創作とプレゼンの天才、ティムクックは経営と人心掌握の天才です。 2人合わさって、今のアップルができています。2019/10/15
kei-zu
22
ジョブズが一顧だにしなかった環境問題や外国工場の労働環境などに対し、クックが適切に対応をしているとの記述が興味深かった。ジョブズがいなかったらアップルはどうなるのか、全世界からの注目の中でプレッシャーはさぞ大きかったと凡人の我が身としては思うしかない。しかもそれを、さらに巨大化させるとは。 今後の同社の行方が気になる点でも、楽しい読書体験でした。2023/07/16
ネロ
16
天才スティーブ・ジョブズのあとを継いでAppleのCEOになったクックの半生から現在のAppleまで。独善的でアーティスティックなジョブズとは正反対の様な人物で、サプライチェーンのプロであり物流や財務を得意とする堅実派。驚きは、世界一の企業のトップであるクック自身が同棲愛者だと公表したこと。フォーチュン500のCEOがLGBTQであることを公表したのは初めてだとか。彼のマイノリティがAppleのプライバシー保護や多様性に影響していた。なぜか映画「フィラデルフィア」と「イミテーションゲーム」が思い浮かんだ。2021/07/09
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