C★NOVELSファンタジア 西の善き魔女５ 闇の左手

著者名：荻原規子【著】

中央公論新社（2011/12発売）

• ISBN：9784125005911

内容説明

「世界の果ての壁」の謎を追うルーンとフィリエル。ユニコーンを駆り竜退治に赴く竜騎士ユーシス。だが、南の地で彼らが見たものは予期せぬ侵略者──東の帝国軍だった。グラールの危機にフィリエルは女王との対峙の場へ臨む。ついに創世の秘密が明かされる。物語の逸品、いよいよ最終章。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[hirune]

ファンタジーだと思ってたら、どSFな展開になっちゃった。もう姉妹喧嘩してる場合じゃない^^;フィリエルを入れた３人はいずれも個性が強く前向きで、しかもそれぞれ得意分野が分かれている。力を合わせればとても良いチームになるかもしれないね☆３という数字は安定するし。心残りはルー坊がオトナのユニコーンになった姿を見たかった。それとディー博士が遂に出てこなかった。。どこに行ったの？もしや宇宙に飛び出してたりして…。

2015/07/27

[もりちゃん]

女王陛下の一言にひっくり返りました(*_*)とりあえずの大団円ですが、まだ外伝が三冊残っています。荻原先生やるなー！て感じです。誰も憎まなくてよいエンディング。あっぱれ！

2014/04/14

[U]

再読。わりと内容を覚えていて、でも最終巻はそうかここで終わったんだったかー、という気持ち。ルーンは本当かわいくなったなあ！めろめろじゃないですか！というニヤニヤが止まりません。ついに求めていたキスができて、本当によかったね……　これは結局、少年と少女の精一杯の恋の話だよなあ。

2014/09/09

[nana]

ファンタジーかと思いきや、匂わせてはいたがいきなりのSF(^_^;)色々な三人組がいたけど、一番しぶとかったのは彼女達だったな。

2015/07/12

[ときわ]

完結編。再読だからこの世界の成り立ちや結末は知っていた。そして完結編なのに後から外伝が3冊も出て、8冊まとまって初めて完成する物語だという事も知っているんだけどね。話は一気に進んで少女たち3人に秘密がぶちまけられる。ほんとに長い間女王は世界を支えてきた。なんだかんだ言っても偉大な人だなあ。全然違う世界だけれど、最近亡くなったイギリスのエリザベス女王のことを連想した。私には頂点に立っている重責はとても実感できない。近いうちに外伝も読もうと思っている。

2022/09/25